衆院予算委員会は21日午前、鳩山由紀夫首相と全閣僚が出席して平成21年度第2次補正予算案の基本的質疑を行い、与野党の本格論戦が始まった。首相は民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件など「政治とカネ」の問題について、「新しい政治を起こしたいという思いで政権交代を実現したが、『またお金の問題か』と国民に疑いをかけられるのは大変遺憾なことだ」と述べた。
首相自らの偽装献金事件については「国民に心配、迷惑をかけたことをおわび申し上げる」と陳謝。その上で「このようなことが二度と起きないように切磋琢磨(せっさたくま)しなければならない」と語った。
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